もしも親同士の再婚でクラスの女子と兄妹に..|友達との体験談|ネットにあったエ口すぎる体験談

もしも親同士の再婚でクラスの女子と兄妹に..

投稿日時:2008/10/02 13:24カテゴリ:友達との体験談

1 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:14:48.60 ID:zxxQ90AY0
父「おい、起きろ」 
男「・・・なに、こんな朝から」 
父「出かけるぞ」 
男「・・・どこへ?まだ12時じゃないか、休みなのに」 
父「馬鹿!休みだからって昼間で寝てる奴があるか!顔洗って来い」 
男「・・・、眠い・・・くそ」 
父「終わったらとっとと着替えて、出かける支度しろ〜」 
男「どこつれてくの?」 
父「言い忘れていたが、会わせたい人がいるんだ」 
男「?」 
4 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:15:38.90 ID:zxxQ90AY0
キキーッ 

父「着いたぞ」 
男「なに、ここ、料亭・・・」 
父「お前がぐずぐずしてるから、ちょっと遅刻気味だ、早くこい」 
男「こんなところで昼飯?」 
父「しゃんとしろ、猫背!ピシっと!」 
男「はい」 

女将「イラッシャイマセー」 

父「あ、予約している○○ですが」 
女将「先方様はすでにいらっしゃいますよ」 
父「あ〜やっぱり、遅刻だ」 
男「誰?待ち合わせ?」 
5 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:16:17.65 ID:zxxQ90AY0
ガラー 

父「いやー遅れてすまない! こいつがぐずぐずするからに」 
男「・・・?」 

熟女「こんにちは、全然待っていないわ、気にしないで」 
父「これが、うちの、あの、デキの悪い、息子です」 
男「・・・?、えっと、あ、初めまして」 
熟女「どうも、初めまして、よろしくね」 
父「・・・え〜、あ、そういえば、女ちゃんは?」 
熟女「いまお手洗いにいってます、もう帰ってくると思うんだけど・・・」 

男「・・・(ねぇ誰?どちらさん? まさか・・・)」 
父「・・・(あ、ちゃんと紹介するから、ちょっと座ってろ)」 
7 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:17:09.58 ID:zxxQ90AY0
?「スイマセン・・・えっと・・・席はどっちでしょう?」 
従業員「あ、どちら様・・・でしょうか・・・え〜っと」 
?「あ、あの、・・・どこだったかな・・・」 
父「あ、女ちゃんかな?」 
熟女「やだ、こんなところで迷うなんて・・・フフフ、ちょっとすいません」 

男「・・・(あれ?この声・・・)」 

ガラー 

?「あ!お母さん!」 
熟女「なんで普通に帰ってこれないの!恥ずかしいわね・・・」 
?「だって、ここ全部個室でふすまふさがってるんだもん、何処の部屋かわすれちゃったよ」 
熟女「『すずな』でしょ、ちゃんと部屋の名前覚えておきなさいよ」 

父「はっはは、こんにちは女ちゃん!」 
?「あ、どうも、こんにちは、○○さん・・・」 

男「え・・・」 
9 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:17:52.22 ID:zxxQ90AY0
男「女・・・」 
女「あれ、男くんじゃん、どうして?」 

父「まぁ、まぁ、ちょっと座りなさい、まずは乾杯しよう」 
熟女「さぁ、女、こっちに座るの」 

男「・・・わけわかんない、わけわかんなくなってきた」 
女「ひょっとして、○○さんの息子さんて、男くん?」 

店員「お待たせいたしました、こちら、ビールです」 
父「はいはい、ありがとう」 
男「ちょ・・・とりあえず説明をお願いしますよ」 
父「まずは乾杯からだ」 

女「ねぇ、なんで教えてくれなかったの、分かってたんでしょ?」 
熟女「サプライズがあってもいいじゃない」 
父「じゃあ、とりあえずコップを持ちなさい、ほら、みんな」 
熟女「準備はいい?」 
男「・・・」 
女「もう・・・」 
父「新しい家族の始まりに」 

一同「かんぱーーい」 
12 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:18:41.83 ID:zxxQ90AY0
男「って、あの、とりあえず僕だけ何も分からないみたいなんですが」 
父「・・・グクグクググビビビビ プハー」 
女「男くん、何も聞いてないの?」 
男「そういう女は、これなんの集まりかは知らされてるの?」 
女「う、うん・・・一応・・・」 
熟女「○○さん、私たちのことまだ言ってないのね」 
父「あ、ああ、サプライズだ、おまえんとこより、うちの息子には何も言ってないにゃん」 

男「では、あの、説明を・・・」 

父「はい、では、紹介します!」 
熟女「紹介されます!」 

父「こちらは、義母さん、お前の、新しい、母さんだ」 
義母「よろしくね、男君」 

男「・・・、まさかとは思ったけど、やっぱりそうでしたか」 

父「こちらは、女さん、お前の、新しい、え〜っと、・・・、これどっちだ?」 
義母「妹?姉?」 
女「知らない・・・」 

男「つか、あの、・・・こちらの女さんは、クラスメートなんですけど」 
父「うん、知ってるよ」 
義母「だってそれが私たちの出会いのキッカケだもの」 

男「・・・(言えよ)」 
15 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:19:25.32 ID:zxxQ90AY0
男「・・・えーっと、よろしく」 
女「・・・よろしく・・・」 

男「(気まずいなコレ)」 
女「(気まずいなコレ)」 

父「息子よ、なーに緊張してんですか、お前のクラスメートだろ?知った仲じゃんかね」 
義母「ねぇ、あんたもいまさらネコかぶっても、あんたの素性知られてんでしょ」 

男「・・・ちょっとはこっちも事情も考えて欲しいな」 
〜 3日前 〜 

男「最近、元気ないじゃんかよー」 
女「うん・・・実は・・・」 
男「何?何でも相談してみよ、聞き流すことならできるからさ」 
女「実は、お母さんが再婚するらしいの」 
男「へぇ、よかったね」 
女「うん、でも、再婚相手の人を紹介されたんだけど」 
男「へぇ」 
女「あ、アンタと同じ○○さんていうひとなんだけどさ」 
男「へぇ」 
女「めっちゃテンション高くてー、なんかー・・・やっていけるのかなぁこの先と思って」 
17 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:20:02.03 ID:zxxQ90AY0
男「へぇ」 
女「・・・いや、あの、本当に聞き流されても困るよ」 
男「うん、で、それの何が悩みなの?」 
女「見知らぬ男の人を父親として接しなければならないんでしょ・・・」 

男「別にいいじゃないか、家族が増えるよ?やったね!女ちゃん!」 
女「不吉なセリフ言わないで」 
男「ごめんね、それは冗談として」 

男「見ず知らずの他人が、ある日突然、特別な関係になるってのは、この世界ではごくごく自然なことだ」 

女「自然かなぁ」 
男「そう、会社の部下だった奴が、ある日突然上司になったり」 
女「うん」 
男「10年間共に過ごした人生の伴侶が、ある日突然他人の人妻になってしまったり」 
女「えー」 
男「両方ともうちの親父です」 
女「レアケースばっかじゃん」 
男「この世界では当たり前のことです」 
女「つーか、お前んちバッカじゃん、狭い世界だな」 
男「何が起こるかわからないのが人間関係」 
女「お前のオヤジしょっぱいなー」 
18 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:20:14.37 ID:zxxQ90AY0
男「だから、女んちも、見ず知らずの人が新しい家族になるというのも」 
女「うーん」 
男「ごくごく一般的な、普通なことだと受け止めてみようよ」 
女「でもね」 

男「なんだよ、ウジウジしちゃってさ!そんなの女らしくない!」 
女「だって、やっぱり、不安だよ」 
男「うーん、そうかなぁ」 
女「ただでさえメンタルメルトダウンな今、そういう変化はすぐには受け入れにくいよ」 

男「・・・」 

女「・・・何?何考え込んでるの?」 

男「・・・、あのさ、じゃあ、さ、 毒をもって毒を制すってことで」 
女「何?」 
男「その・・・、あれだ、今ここで、そういう、特別な、体験を・・・あれだ・・・」 
女「はっきり言えよ」 
男「その、僕と女は、ただのクラスメートなわけだが、人間関係が突然変わるというものだ」 
女「うん」 
男「・・・、その、それをだな、今ココで・・・」 
女「・・・大体、察しがついたけど、ちゃんと言って」 

男「・・・ああ、やっぱり察しついちゃったのか」 
女「早く言ってよ」 

男「くぅーーー・・・っ!!やっぱまた今度なーーーーーーー!バイバイキーン!」 
女「逃げた・・・」 

・・・ ・・・ 
20 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:20:42.32 ID:zxxQ90AY0
〜 戻る 〜 

男「(あの時、ちゃんと告白してたら、どうなってたんだろう・・・)」 
女「(なんか、顔合わせずらいなぁ、男くんとこれから・・・)」 

父「ほら、お前ら、盛り上がろうぜ」 
義母「これからは、皆でひとつ屋根のした、仲良くしましょうね!」 
男「?!」 女「?!」 

男「え、みんな?一緒に暮らすの・・・ですか?」 
父「だって、あの家、広いじゃーん、前の母さんでてってから、掃除しきれない部屋あるし」 
男「・・・でもさ・・・」 
父「部屋は2つも余ってるんだから、いっこは女ちゃんので、いっこは俺と義母さんの部屋な」 
男「いや、別にいいんだけど」 

女「え、あのアパート引っ越すの?」 
義母「ええ、○○さんが、ウチで暮らさないかって」 
女「・・・4人で?」 
義母「ええ」 

父「なぁ!イッキに2人ずつ家族が増えたんだ!めでたいよな!よかったよかった!」 
義母「じゃあ、もう一回乾杯しちゃう?」 
父「ええ!はい、かんぱーい! ほら、かんぱーい!」 
男「まぁ、まぁ、よろしく・・・」 
女「あ、あうん、よろしくね、男くん、・・・うー・・・」 
22 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:21:04.48 ID:zxxQ90AY0
父「えーっと、法律的なことは良く分からん」 
男「はい」 
父「もうめんどくさいから、お前が兄、女ちゃんを妹として接することにした」 
男「それはどうして」 
父「家族に何かあったとき、俺は義母をまもる、お前は女ちゃんをまもる」 
男「はぁ」 
父「なので、お前は、女ちゃんを常にしっかり守ってあげるべきだ、つまりお前が兄貴」 
男「わかりました」 
義母「えーっと、お母さん、法律とか分からないけど」 
女「はい」 
義母「私たちは、あんな広いおうちが手に入ったのよ?すばらしいと思わない?」 
女「はぁ」 
義母「貴方は男くんと仲良くするのよ、せいぜい妹として可愛がられなさい、私は○○さんを絶対離さないわ!」 
女「妹かよ・・・」 
義母「今まで男運なかったけど、ようやく幸運ゲットじゃあ!」 
女「引くわ・・・」 
23 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:21:18.50 ID:zxxQ90AY0
男「やっと生活もひと段落ってとこかな、廊下のダンボールも片付いてきたし」 

トットットット 

女「あ、あの、おふろ、空いたよ・・・」 
男「ああ、サンキュ」 

キーバタン 

男「でも、やっぱ慣れないな、女と同じ家で暮らしているなんて・・・」 
男「ま、いいや、お風呂はいってこようっと」 
24 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:21:43.22 ID:zxxQ90AY0
女「う〜ん、・・・まだなんか照れくさいな、どうしても自分の部屋にこもり切りになってしまう・・・」 
女「それにしても、あまりにも人間関係が変わりすぎる・・・」 

トットットット、ギーダタン! 

女「男くん、おふろ上がったんだな」 
女「・・・」 

女「やっぱり、・・・モジモジするのは私らしくないな!ちょっと行ってこよう」 
男「ふぅ〜、ゆざめしそう・・・」 
男「なんだかんだ、女とは、あまり顔合わせないよな」 
男「朝は自分だけ早く先に学校いくし、教室でもよそよそしいし」 
男「・・・」 
男「気持ちの整理がつかないけど、とりあえず何か話してくるか」 
27 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:22:09.08 ID:zxxQ90AY0
ガチャ 
ガチャ 

男「あ、ああ」 
女「ああ」 

男「よ、よう」 
女「お・・・おふろ、あがったんだ?」 
男「・・・(タイミングが・・・)」 
女「・・・(いいんだか悪いんだか・・・)」 
男「そうだ、と、とりあえず、俺の部屋でビーマニしようぜ」 
女「あ、うん、いく」 
28 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:22:22.69 ID:zxxQ90AY0
男「ホラ、アケコン買ったんだ」 
女「うわー、さすがブルジョワ・・・2台で6万円、つーかコナスタじゃあもう売り切れなのに」 
男「とりあえず何やる?金寺?腰寺?」 
女「ハピスカ」 
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ 
女「相変わらず連打弱いねキミは」 
男「うっせ、穴スクスカでもっかい勝負だろ」 

女「ところでさ・・・」 
男「あ?」 
女「私たちのことって、クラスで言ったほうがいいのかな?」 
男「・・・さぁ」 
女「まだ苗字変えてないんだよね」 
男「それっていいの?」 
女「よくわかんない」 
男「キューちゃん (※担任) は何て言ってる?」 
女「家庭の事情にお任せするってってる」 
男「・・・う〜ん」 
31 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:23:16.57 ID:zxxQ90AY0
男「ややこしくなるから、このまま黙ってた方がいいかな」 
女「何が?」 
男「いや、お前、それは、その、俺のオヤジと結婚したって、苗字変わったって言ったら」 
女「みんな、食いつくだろうね・・・」 
男「なんだかんだカラカワレルだろうね」 
女「男と同じ家で暮らしてるぅー、やーいやーい、って?あははは」 
男「小学生だもんな、あいつら」 
女「私たちが結婚したみたいに言われるかもね」 
男「な」 
女「・・・べ、別に、やな感じでもないけどね」 

ガシャーン 

女「あ、閉店した」 
男「おま・・・そういう、な〜んか微妙な空気になること言うなよ!」 
女「ごめん、ごめんなさい」 
男「言っとくけど、顔が真っ赤なのは湯上りだからなんだからねっ、勘違いしないでよっ!」 
女「・・・すいません」 
32 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:23:27.05 ID:zxxQ90AY0
男「とりあえず、色々ルールとか決める?」 
女「ああ、家の中とか?」 
男「もそうだし、学校でとかも」 
女「そうだね」 

男「まずは、俺は、女のこと、女って呼ぶから」 
女「・・・どこで?」 
男「家でも、外でも」 
女「はい、で私は、男くんのこと、なんて呼ぶの?」 
男「・・・男くん」 
女「家でも、外でも?」 
男「・・・今までと変わらないな」 
女「だよね、男くん、なんか意識しすぎじゃない?」 
男「・・・う〜ん、同じ苗字になるから、なんかつじつま合わなくなると思ったんだけど」 
女「ひょっとして」 
男「うん?」 
女「おにいちゃん♪って呼んでもらいたい?」 
男「なっ、なっ、なっ」 
女「すっげぇ顔真っ赤」 
男「からかうんじゃありません!」 
女「冗談です、ごめん!」 
男「・・・でも、一回ちょっと呼んで欲しい」 
女「え?」 
男「男おにいちゃんって、いや、男おにいたん で頼む」 
女「・・・男おにいたん」 
男「・・・」 
女「なんか恥ずかしいな、もうやんないよ」 

男「地球に生まれてよかったーーーーーーーー!」 
34 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:23:49.75 ID:zxxQ90AY0
・・・ 

男「(あれから1週間・・・なんだかんだ、元々友達だったんだ、楽しく暮らせて当たり前)」 
男「(学校でもいつもと変わらないし)」 
男「(うん、上手くやれてるよ)」 
男「(義母さんは、ちょっと自重しろって感じだが)」 

・・・ 
男「今日は映画を見に行きます!」 
女「ラジャー!」 
・・・ 
女「今日は一緒に図書館で勉強します」 
男「は〜い」 
・・・ 
女「今何してる?」 
男「部屋でゴロゴロ漫画を読んでいるのであります」 
女「あ、この漫画、読みたい」 
男「じゃあ、俺今4巻読んでるから、そこに1巻あるから」 
女「すぐ追いつくよ」 
男「ゆっくりしていってね」 
・・・ 

女「(最初はどうなることかと思ったけど)」 
女「(結局昔の関係と変わらないじゃんね)」 
女「(義父も、そんなに変な人じゃないし)」 
女「(男くんとも、兄妹になったからって、何も変わってないし)」 

・・・ 
36 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:24:28.83 ID:zxxQ90AY0
男「ただいまー・・・」 

父「おう、お帰り、俺ちょっとまた出てくから、メシ適当によろしく」 
男「義母さんは?」 
父「なんか友達とダンススクールって言ってた」 
男「またかよ、ちょっとそういうの多すぎない? 父ちゃんはこんなに働いてるのにさ」 
父「まぁいってことよ、女ちゃんは?」 
男「多分、部活・・・俺は休みだけど」 
父「わかった、じゃあ、戸締りよろしく」 
男「父ちゃんさぁ、ちょっと最近働きすぎじゃない?」 
父「俺結構頑張ってるんだぜ?」 
男「新しく家族4人そろったってのに、一家団欒の食事なんて、初めて会った料亭が最後じゃないか」 
父「まぁ、まぁ、俺の留守中は、お前が主で、頑張れ!」 

バタン 

男「・・・(過労死しなけりゃいいが)」 
男「・・・(つかれた、ソファーで、お昼寝してしまおう)」 
スー 
39 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:24:59.23 ID:zxxQ90AY0
女「たっ、ただいまーぁー?」 

女「(誰もいない・・・お母さんまたお出かけかなぁ)」 
女「(義父は、事務所の方かな・・・忙しそうだし)」 

女「・・・(あ、男くん・・・寝てる)」 
スー スー 

女「・・・(なんて天使な寝顔・・・、幸せそうやわ)」 
女「・・・」 

女「・・・(あの時、やっぱり私に告白するつもりだったんだよね・・・?)」 
女「・・・(って、何で今そんなこと思い出すんだろう?)」 

女「・・・(あーん、それにしても、天使な寝顔やわぁ・・・)」 
女「・・・」 

女「・・・(もうすこし見ててもいいよね?)」 
41 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:25:58.94 ID:zxxQ90AY0
・・・ 

フッ 
男「?!」 
女「・・・っ! いやっ!私じゃないよ!私じゃないから!」 
男「何した?」 
女「すいません、あまりにも気持ちよく寝ていたので、その、見とれてました」 
男「あーそうかー・・・(よくわかんないけど、まぁいいやー、まだ眠い)」 
男「一緒にねるー?・・・(眠い・・・)」 
女「っ!えっ!!!?え、ええ、ええ」 
男「こっちスペース開けるわ・・・(ねむ・・・)」 

スースースー 

女「また寝てしまった」 
女「・・・(お言葉にお甘えして)」 
43 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:26:26.02 ID:zxxQ90AY0
・・・ 

フッ 
ガバッ! 

男「! ちょ・・なんでここで寝てんの?」 
女「・・・ふぁ・・・起きた?」 
男「・・・うっ、口くせぇ・・・」 
女「お前も臭いぞっ」 
男「ちょっと歯磨いてくる・・・」 
女「あ、私も・・・」 

ドキドキドキドキドキ 
男「(そういえば、今家は、俺と女の二人っきり・・・かっ?)」 
女「(やだ、そういえば、男くんとしかいないってこと?)」 

義母「あ、起きた?ご飯はごめん、適当にチンしといて!」 
男「・・・(帰ってたのか)」 
女「・・・(チッ)」 
46 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:26:54.93 ID:zxxQ90AY0
・・・ 

男「季節はちょっとアレですけど、話の都合上、来週はもうクリスマスイブらしいですよ」 
女「ふーん、そうなんだ、どっか遊びに行く?」 
男「どこいこうかしらね」 
女「お任せいたします」 
男「(なんだか、ナチュラルにデートしてるけどなぁ・・・まだ付き合ってるとかではないんだろうな)」 
男「(というか、兄妹だしな・・・)」 

女「(男くんが家族になっただとか、そういうの関係なしに、最近いい感じじゃんね)」 
女「(兄妹だけどね・・・これ以上はないんだろうなぁ・・・)」 
・・・ 
48 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:27:29.03 ID:zxxQ90AY0
男「待った?」 
女「待ってないよ、どこいくの?」 
男「今日は弁当食べてないよね?」 
女「うん、言われたとおり、すげぇ腹ペコ」 
男「おいしいと評判のパスタ屋に行きます」 
女「パスタ(笑)」 

男「じゃ行こう」 
女「うん」 

ギュッ 

男「(あれ??今俺フツーに手繋いでる?)」 
女「(・・・どうしよ、どうしよ、やっべー、高2にもなってなんでこんなことで・・・)」 
・・・ 

女「なにこれ、意外とここのパスタ(笑)うめぇ」 
男「うまいなら、『(笑)』はずせよ」 
女「なんで、こんなお店知ってるの?」 
男「家族で前に来たことがあるんだ」 
女「へぇー、義父と、前のお母さん?」 
男「それと、姉、な」 
女「・・・あれ、あんたお姉さんいたっけ?」 
男「あー、今はもういない。 なんかでてっちゃったよ、家出で」 
女「家出?なんで?」 
男「さぁ・・・なんか家の家系は女性がアウトドア派が多くて」 
女「うはは、笑えねぇ」 
51 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:28:00.78 ID:zxxQ90AY0
外人「ラシャーイ カテテネー カコイイヨー ヤスイヨー」 

男「よくできてるよね、こういうアクセサリーって、自分で作るのかな?」 
女「作れるよ、ハンズでもキット売ってるし」 
男「手作りだったら、5,000円はたけーよなー・・・これ」 
女「そうだねー、どれも、うーん、いまいちくんだね、行こうか」 
男「うん」 
女「あ、でも、これはかわいいんじゃない?」 
男「本当だ、かわいいね、値段が(500円か)」 
女「目の付け所が違いますな」 
男「そうですね、ま、ま、じゃ行こう」 

男「(ボブ、コレ売ってくれ)」 
外人「(センキューアルネー)」 

女「何してんの」 
男「なんでもない、行こう」 
女「うん」 

男「ヴァッ」 
女「ひゃっ」 
男「プレゼント」 
女「びっくりした、これさっきの奴じゃん」 
男「クリプレだ、受け取れ」 
女「500円て・・・おいおい、しょっぱいな」 
男「値段じゃないぞ!」 

女「ありがとうよっ!」 
52 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:32:10.68 ID:aqe2C6uX0
・・・ 

男「(女からも、手編みのマフラーもらってしまった)」 
男「(人のプレゼントに値段でケチつけたわりには、お前もベタなプレゼントしやがって)」 

男「(それにしても、ずっとあのアクセサリつけてるな)」 
男「(あんなデザインのどこがかわいいのやら)」 
男「(イブの日は、家に帰ってもずっとあれ眺めてたし)」 
男「(クリスマスプレゼント・・・)」 
・・・ 

姉「男、プレゼントだ」 
男「えー、なにこれ、服ぅ? ゲームボーイアドバンスじゃないの?」 
姉「うるさい、身だしなみに気をつけないと、幸せになれないよ!」 

姉「ほら、クリスマスプレゼント」 
男「うは、靴・・・って、これすごくはき辛いよー」 
姉「こういういい靴はいとかないと、まさに足元見られる世界なんだからね!」 

・・・ 

男「(姉ちゃんも俺に色々プレゼントくれたよなぁ)」 
男「(ファッション関連のグッズばっかで、子供の俺には不評だったが)」 
男「(今でも大事にとっておいてあるもんな)」 
男「(まぁ、・・・こういう、気持ちだよね、・・・家族からもらったプレゼント)」 
55 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:33:32.31 ID:aqe2C6uX0
コンコン 
女「はいるよ」 

男「うん」 
女「お風呂空いたよ」 
男「わかったー」 

女「なにその靴」 
男「昔姉ちゃんからもらった靴」 
女「あ、ああ、お姉さん」 
男「懐かしいなぁとおもって」 
女「・・・、ふーん・・・」 
男「俺が小さい頃に姉ちゃんがよくプレゼントしてくれてたんだけどさ」 
女「うん・・・」 
男「こんなアホな弟に優しくしてくれてたよなぁーとおもって」 
女「・・・」 
男「プレゼントってのは、あれだね、捨てられないものだよね」 
女「私があげたマフラーは?」 
男「あ」 
女「あ?」 
男「・・・ごめん、学校に・・・忘れてき」 

ビシッ 
男「がはっ」 
女「死ね」 

男「アクセサリーでしばかれた・・・、痛い・・・」 
60 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:36:02.44 ID:aqe2C6uX0
男「いてー、血でてる」 
男「(下に絆創膏あったな)」 

タントンタントン 

男「あれ?また誰もいない」 
男「・・・(書置き、父ちゃんは相変わらず事務所か・・・義母は・・・まぁ、いいや、ほっとこう)」 
男「・・・(絆創膏、絆創膏)」 
女「・・・(ちょっとやりすぎたかな)」 
女「・・・(下か)」 

タントントントン 

女「げっ・・・血・・・出た?」 
男「あ、いや、たいした事ないけど」 
女「ちょ・・・っとちゃんと貼れてないじゃんか、貸して」 
男「あ・・・ちょ・・・」 

男「・・・(くそっ顔が間近にあるぜっ・・・)」 
女「・・・ごめんね」 
男「え」 
女「・・・よくわかんないけど、・・・血でるとは思わなくて・・・ごめんなさい」 
男「いや、俺も、せっかくもらったプレゼント・・・をさ、なんというか」 
女「いいよ、また冬休み明けね」 
男「ごめん、本当ゴメンな」 

女「・・・(やばいぃ・・・顔が間近に・・・)」 
男「・・・」 
62 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:38:06.49 ID:aqe2C6uX0
男「・・・(ああ、何気に見つめあってしまった)」 

男「じゃ、じゃあ、俺、風呂いくから・・・」 
女「う、うん、い、いっ、いってらっしゃい」 

女「・・・(あれれ・・・あれれれ・・・見つめすぎだろ・・・死ねる・・・)」 
・・・ 
男「ふぅ・・・いい風呂でした」 
男「・・・」 
男「・・・(さっきの女の顔が、なんか忘れられない)」 
男「・・・(やっぱり女のこと、女として意識してるんだろうなぁ)」 

男「今家に誰もいないなんて、残酷すぎる」 
キャーーーーーーーーーーーーーーッ 

男「?!」 
67 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:39:14.68 ID:aqe2C6uX0
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ 

男「女ぁっ!!!」 
女「ギャーーース!」 

男「ぐはっ」 
女「ゴキブリがぁ!ゴキブリがぁ!」 
男「とりあえず、なぜラリアットしてくるんだよ」 
女「ちょっと、いいから、早く退治して!」 
男「どれ」 
男「あ、いた」 
男「と思ったら、ベッドの下にいっちゃった・・・」 

女「なんで、冬なのに、出てくるのぉーー?」 
男「よく分からないけど、床暖房だからじゃないかな?」 
女「関係ないでしょ!やっつけたの?」 
男「ごめん、ベッドの下に逃がした」 
女「ちょ・・・」 
男「スプレーとかないしなぁ」 
女「どうしよう、もうこのベッドで寝られない」 

男「・・・」 
女「・・・」 

男「じゃあ・・・」 
女「・・・?」 

男「俺の部屋で寝ろよ」 
女「え」 
71 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:41:05.63 ID:aqe2C6uX0
女「え、あ、い、いいけど?」 
男「じゃ、ほら」 

女「おじゃましま・・・す・・」 
男「べ、別に、なに、か、かしこまってんだよ」 
女「なんとなく・・・」 

男「じゃあ、ベッド使えよ」 
女「え、男くんは」 
男「俺、下のソファーで寝る」 
女「え、そんな」 
男「ごゆっくり・・・」 
女「ちょっと、駄目駄目、私がソファーに行きます、なぜ宿主の貴方に」 
男「やどぬして・・・別に平気だし」 
女「いいです、男くんはどうぞ、ベッドでお休みください」 
男「いいから」 
女「いいから」 
男「・・・」 
女「・・・」 

男「じゃあさ・・・」 
女「なに?」 

男「一緒にベッドで寝よう!」 

女「(きゃあああああああ)」 
男「別にいいよな?俺たち、兄妹だもんな? なんの変なことはない!」 
女「・・・(うぁ〜、うぁ〜、そういうときに兄妹だって言い訳するんだ・・・ずっこいなぁ、オトナってずっこいなぁ)」 
76 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:42:47.58 ID:aqe2C6uX0
男「もっと、奥行けよ」 
女「・・・うん」 

男「・・・」 
女「・・・」 

男「じゃ、電気消すよ」 
女「う、うん」 
パチン 
女「・・・(どうしよう、どうしよう、これはどうしていいかわからない!)」 
男「・・・(う〜ん、勢いで言ってみたものの、よく考えたら俺チキンだし)」 
女「・・・スー、スー (とりあえず、寝たふりをしよう、寝てしまおう)」 
男「・・・(もう寝たのか)」 
女「・・・スー、スー (寝れねぇ、寝れるわけねぇよお兄ちゃん、助けて)」 
男「・・・(寝てる・・・)」 
女「・・・スー、ズッ、スー (やばっ、心臓がドキドキしすぎて、寝息のリズムミスった・・・)」 
男「・・・(寝顔、可愛いな)」 

ムクリ 

男「・・・(やっぱり下のソファーで寝よう・・・だめだ、寝れないッス)」 

トントントントン  

女「・・・スー? スー? (あれ・・・?)」 
80 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:44:27.24 ID:aqe2C6uX0
チュンチュン・・・チチ・・・ 

男「(寝れネェ)」 
男「(結局興奮して寝れなかった、冬休みでよかった)」 
男「・・・(相変わらず父母は帰ってきてないと)」 
男「(7時・・・おなか減った・・・ご飯作るか)」 
男「(女も・・・)」 

トントントントン 

男「女〜、朝・・・」 
女「スー スー」 
男「寝てるわ、そりゃそうか、まだ7時だもんな」 
女「スー スー」 
男「・・・(可愛いなぁ)」 
男「・・・(ああ、窓からさす木漏れ日が、またまぶしくて)」 
男「・・・」 
男「・・・(可愛いなぁ)」 
男「・・・(寝てるよな?これ、寝てるよな?)」 
男「・・・」 
男「・・・(アメリカでは、家族の挨拶はキッスで交わすそうだ)」 
男「・・・」 
男「(インターナショナルモーニン!)」 

チュ 

男「・・・」 
男「・・・(柔らかい、柔らかいです)」 
83 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:46:20.75 ID:aqe2C6uX0
女「スー スー」 
男「・・・」 
男「・・・(調子に乗って、唇をはさんでみよう)」 
男「・・・」 
男「・・・(人間失格のような気がするが・・・もう知らない)」 

ハム 

男「・・・」 
男「・・・(こっ、これはヤバい・・・)」 
女「スー スー」 
男「・・・」 
男「・・・(これ以上、変な気を起こさないうちに、退散しよう)」 
女「スー スー」 
男「・・・」 

トントントントン 

女「スー スー」 
女「スーゥゥゥゥ スウウスゥゥスゥス・・・・・スヴッ」 
87 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:48:06.69 ID:aqe2C6uX0
・・・ 
男「あけましてオメデトウ!」 
女「オメデトウございます!」 
男「・・・」 
女「・・・」 
男「なんで父ちゃんも義母さんもいないんだ、相変わらず」 
女「これじゃ、お家を空けましてオメデトウだよね」 
男「フラっと帰ってくるときもあるけど、もはやはぐれメタル級だよな」 
女「初詣いく?」 
男「行こうか」 

・・・ 
女「つかれたー」 
男「へぇー人が一杯すぎる・・・神様へのお願い事も順番待ちが大変だ」 
女「さて、と、じゃあ、部屋で金寺やろ」 
男「元気だな」 
女「SP皆伝を和尚でやってカマイタチ2K越そうよ」 
男「おk、いこうか」 

・・・ 
男「うおおおおお、左手がつるーーー!!」 
女「すげすげヴォー」 
男「67発狂クルー!」 

女「・・・? ん?」 

男「うおおおお・・・お?」 
女「何これ?」 
男「何?」 
女「何か、本棚の後ろに・・・挟まってる・・・」 
87 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:48:06.69 ID:aqe2C6uX0
・・・ 
男「あけましてオメデトウ!」 
女「オメデトウございます!」 
男「・・・」 
女「・・・」 
男「なんで父ちゃんも義母さんもいないんだ、相変わらず」 
女「これじゃ、お家を空けましてオメデトウだよね」 
男「フラっと帰ってくるときもあるけど、もはやはぐれメタル級だよな」 
女「初詣いく?」 
男「行こうか」 

・・・ 
女「つかれたー」 
男「へぇー人が一杯すぎる・・・神様へのお願い事も順番待ちが大変だ」 
女「さて、と、じゃあ、部屋で金寺やろ」 
男「元気だな」 
女「SP皆伝を和尚でやってカマイタチ2K越そうよ」 
男「おk、いこうか」 

・・・ 
男「うおおおおお、左手がつるーーー!!」 
女「すげすげヴォー」 
男「67発狂クルー!」 

女「・・・? ん?」 

男「うおおおお・・・お?」 
女「何これ?」 
男「何?」 
女「何か、本棚の後ろに・・・挟まってる・・・」 
92 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:49:38.53 ID:aqe2C6uX0
男「何?」 
女「写真・・・」 

男「あ、それは」 
女「男くんと、・・・、だれこの女の人・・・」 
男「あ、それは、姉ちゃんだよ」 
女「姉〜? 彼女とかじゃないの〜?」 
男「(目が笑ってない・・・) いや、本当に、姉ちゃんだよ」 
女「本当に?」 
男「そうだって、ほら、これが、あの、靴のプレゼントとかくれた・・・」 
女「でも、仲よさげじゃない?ちょっとさ、ほら、腕組んでるけど」 
男「姉弟なんてこんな、もんだろ?」 
女「・・・」 
男「・・・」 

男「・・・(う〜ん、なんかきまずい沈黙が・・・)」 
男「あ、あの、それ家族3人で最後のスキー旅行行ったときのやつな、父ちゃんが撮影」 
女「へぇー・・・」 
男「姉ちゃん、俺が全然すべれないの知ってて、いきなり上級コースにつれてきやがってさ」 
女「お姉さん、綺麗だね・・・」 
男「あ、ああ、そうかな」 
女「キレイだもん・・・」 
男「まぁ、身内からみたらね・・・そんな・・・」 
女「お姉さんのこと、好きだったんじゃないの?」 
男「えっ?」 
98 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:52:22.27 ID:aqe2C6uX0
女「好きだったんでしょ、どうせ」 
男「んな、わけない・・・でしょう」 
女「キス」 

男「えっ・・・」 

女「とかしちゃったりして」 
男「・・・、んなことするわけないじゃん・・・」 
女「・・・ふーん・・・」 

男「ねぇ、どした?なんかヘンだよ」 
女「・・・なんでもないよ、グスッ」 
男「顔上げて、ね?」 
女「ズッ・・・なによ」 
女「・・・(なんだろ、なんだろ、なんで涙が出てくるのさ)」 
女「・・・(たかがマフラーを学校に置き忘れられたくらいで)」 
女「・・・(というか、なぜそれを今思い出すんだろう)」 
女「・・・(泣き顔見られちまってはずかしーなー)」 
女「・・・(っていうか、もうこんな男くんの顔間近にあるから、もうどうでもいいや)」 

男「・・・」 
女「・・・」 

男「(・・・やっぱ柔らかいわ)」 
女「(・・・やーらかい・・・) 
108 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:55:26.65 ID:aqe2C6uX0
男「・・・(えーっと、あと何秒くらいこうしていればいいんだろう)」 
女「・・・」 
男「・・・(できればもう少しこのままでいたいけど)」 
女「・・・」 
男「・・・(鼻で呼吸するのもつらい・・・もう・・・離そう)」 

スッ 

女「・・・」 
男「・・・」 
女「・・・タネあかしすると」 
男「何?」 
女「本当はあの時、起きてたんだよ」 

男「・・・!」 
男「(やっぱり・・・)」 

女「キスしてくれて、実はうれしかったりして」 
男「・・・」 
男「・・・(ヤバイ、可愛い・・・もうこれは抱きしめるしかない)」 

ギュム 

男「ごめんなさい、魔が差しました」 
女「これも?」 
男「今は正気です」 
女「よかった」 
115 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:57:27.59 ID:aqe2C6uX0
〜 数日後 〜 

顧問「よーーし、集合!」 
部員「あっしゃーーーす!!!」 
顧問「おあぇら、最後の夏のインターハイにむぅぇてぇーーー!!!」 
部員「あっしゃーーーす!!!」 
顧問「ゲロだってスポドリの代わり!地獄の猛特訓合宿、春休みスペシャルがもうすぐやってくる!!!!」 
部員「あっしゃーーーす!!!」 
顧問「期間は終業式後から4月まで!お前ら殺される覚悟で構えとけ!!!!」 
部員「あっしゃーーーす!!!」 
顧問「それでは全員いけぇぇえぇぇぇぇ!!!!!」 
部員「ありあとざーーーしたーーーー!!!」 

友「男、お前も春合宿参加する?」 
男「ああ、どーせ大学受験があるしな、最後まで部活はやり通したいよ」 
友「俺どうしよっかーなー」 
男「まぁ、好きにするがいいさ」 

男「・・・7泊8日間か・・・」 
・・・ 
120 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 01:59:27.12 ID:aqe2C6uX0
男「あ、あの・・・義母さん」 
義母「なーにー?」 
男「そういえば、ここ1週間くらい、父さんみてないんですけど」 
義母「ああ、今新潟にいるみたい」 
男「はぁ?なんでですのん」 
義母「わかんない、何か急な仕事だって・・・」 
男「・・・(一体、父ちゃん、どうしたっていうんだろう)」 

男「・・・、あの、僕、終業式のあと、そのまま、部活の合宿に行ってきます」 
義母「ああ、行ってらっしゃい」 
男「・・・」 
義母「・・・なに?」 
男「いつまでとか、聞かないんですか?」 
義母「いつまで?」 
男「3月31日の夕方帰ってきます、じゃあ、宿題してきます」 

トントントントントン 

男「・・・(なんなんだ、いったい)」 
128 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 02:01:51.16 ID:aqe2C6uX0
女「・・・?合宿・・・?いつからいつまで?何で?何部?誰?」 
男「うん、7泊8日の、っていうか、かくかくしかじか」 
女「わかった・・・で、・・・行くの?」 
男「え、うん、いくけど?」 
女「・・・」 
男「寂しい?」 
女「・・・寂しい、だってお母さんも義父さんも、めったに家にいないし」 
男「・・・ゴキブリ出るもんな・・・」 
女「それは言うな! ・・・あと、それに」 
男「それに?」 
女「・・・男くんがいないと、つらいな」 
男「う・・・」 
女「それでも行くの?」 
男「ごめん、な、俺中学の時から頑張ったバレーボール、6年間ちゃんとやり遂げたいんだ!」 

女「うーーーーー」 
男「ごめんね」 
女「わんっ!」 
男「きゃひん」 

女「うそうそ、行っといで、がんばってね!」 
135 :◆0GJf8.3Qj. :2008/09/29(月) 02:04:55.89 ID:aqe2C6uX0
〜 終業式(合宿)前日 〜 

男「・・・(なんだろ、興奮して眠れない・・・意味わからん)」 
男「(合宿の準備はオッケーだよな、うん)」 
男「(2時・・・ 寝ないと明日に響くんだが・・・)」 

男「(喉かわいた・・・)」 

トントントントン・・・ 

ガチャ 
男「(グビグビ・・・)」 
男「ふー」 
男「(そうだ、粉ポカリ、マネージャーに買ってきてもらわなきゃ・・・)」 

ザーーーーーーーーーーー・・・・ 

男「・・・? (テ